不思議なものでインターネットは人間を解放するようでいて逆に閉じ込める作用もあるようです。グーグルで「映画 感想」とでも検索すればそれはもう無数の映画感想が飛び込んできます。職業で映画感想を書く一部の人間の感想文しか流通していなかったインターネット以前とは雲泥の差。さぞかし多種多様な映画の感想、映画の見方、映画の楽しみ方が溢れていることだろう…と思いきや! なんだか、いやに杓子定規で画一的な気がしません? ひとつの仮説はこうです。誰だって自分の書いたものを他の人に読んでもらって承認されたい。そして承認される可能性の高い書き物というのは共感性の高い個性のない書き物のことです。だから、インターネットの映画感想にはその量に反比例して多様性があまりない。でも思うのです。
映画ってもっと好き勝手に遊べるはずじゃん!
…というわけでそんなウェブZINEを作りたくなりました。それがここMOVIE TOYBOXです。世の中には人の数だけ映画の楽しみ方があるのだからそれを他人に合わせて封じ込めてしまうのはもったいない。だから「人からはあんまり理解されないかもしれないけど自分はこんな風に映画を楽しんでる」をMOVIE TOYBOXにはオモチャ箱みたいにたくさん入れようと思ってます。映画はただ観るだけじゃあつまらない!映画で遊ぼう!
※MOVIE TOYBOXでは記事を書いてくれる奇特にしてやさしい方を募集しています。下記の募集条件をご一読の上ご納得頂ける方はコンタクトフォームからご連絡ください(どんな記事を書きたいか本文欄に書いてもらえると助かります)
- 映画で遊ぶというコンセプトに同意してもらえる遊び心のある人。
- 執筆ノルマなどはありませんが執筆料もナシという超搾取体制。その代わり執筆者は自分のブログとかYouTubeチャンネルのリンクをプロフに貼ることでユーザーの流入が多少は期待できるかもしれませんし、なによりたのしいかもしれません。また、公開された連載記事が20を越えるごとに連載の単行本ZINEを印刷料を管理人さわだ負担で、つまり執筆者にとっては無料で出すこともできます。あと記事の著作権は全て完全に執筆者に帰属します。
- 一記事にあまり精神力を使いすぎてしまう人は難しいかもしれません。あくまでも気楽に楽しく書ける人。その方が続けられますし。
- 記事の種類は評論、エッセイ、ポエム、お絵描き、お料理、人形遊び、小説など、映画とかドラマとかに関係してればなんでも構いません。一記事1000字~を想定してますが過度に短くなければとくに文字数の指定はありません。原則1人1連載やってもらいます。
- 著作権侵害や誹謗中傷などは不可なのでやりたい人はごめんなさい。
2023/5/3現在たとえばこんな感じの記事を書いてくれる人を募集中です!
- テーマを一つに絞って様々な映画を紹介するレビュー記事(例:見ると解脱に近づく映画、理不尽な社会と戦う闘志の湧いてくる映画)
- 映画に関連さえしていれば内容自由の不定期連載小説(一話完結でも可)
- 海外の詳細不明の話題作的なものの予告編や断片情報から内容を自由に想像してその感想を書く『世界最速妄想批評』(仮題)
- 映画館グルメの食レポ『もぐもぐシネマ』(仮題)
- コスミック出版のクラシック映画10枚組2000円ぐらいBOXの超豊富なラインナップの中から見た映画を一本ずつレビューする『コスミック名画劇場』(仮題)
- オールナイト上映に行きまくって感想を書く『オールナイト★ロング』(仮題)
- 自分で作った嘘のお悩み相談に自分で映画を引き合いに出して答える『映画で解決!捏造お悩み相談室!』(仮題)