【きまぐれレポート】レポ3 日本一高い中古ソフトって何?調べてみました
ところで、中古ソフトで最も高い値段がつけられている映画は何なのだろうか?
検索してみることにした。AmazonのDVD・ブルーレイのページに飛び、「外国映画」のカテゴリを選択。更にページ下部にある「すべての結果を表示」から価格の高い順に並び変えてみる。
すると夭折したポーランド映画の巨匠、アンジェイ・ムンク『不運』のDVDがなんと、19億8676万7872円で売られてるではないかっ!
もう一度繰り返す。アンジェイ・ムンクの『不運』のDVDがなんと、19億8676万7872円で売られてるではないかっ!
・・・まあこれは業者が価格設定をミスった・さぼったとしか思えず、本当の値段であるとはいえない。19億円もあったらポーランド本国と交渉して字幕つけてもらって日本全国で上映できるだろう。
同じ調査を駿河屋でもやってみる。一番高いのは『日本極道戦争 全4巻セット』の20万6800円であった。発売が2019年9月なので比較的新しく、配信されているのでDVDを買わないと見れない・・・なんてことは全くない。
こちらも全体的に値付け感覚が謎なのだが、『阿寒に果つ』『エーゲ海に捧ぐ』『でべそ DE ストリップ』『丹波哲郎の大霊界 霊界通信BOX』といった多種多様な作品が高値で取引されているのを見るだけでも、まあまあ楽しかったりする。まあこんな映画に5万以上払うんなら、あしなが育英会にでも寄付した方が良いと思うけどね。
ブックオンラインでも調べてみることにした。
邦画だと寅さん全巻ブルーレイBOXの17万6000円、洋画だと『ハロウィン6』ブルーレイの88,000円であった。『ハロウィン6』に10万近く払える人間・・・お金はあっても人として決定的に何かが足りないと言わざるを得ない。イーロン・マスクと同じタイプである。
というわけで日本一高いDVDはアンジェイ・ムンク『不運』の19億8676万7872円でした。