【ハイパーファスト映画館】第51回 『Ikè Boys イケボーイズ』『ルックバック』ほか8本
梅雨!いや~梅雨!梅雨で外に出られないなら映画館で映画でも見て・・・これ去年もたしか書いたぞ!じゃあ何を書くかな!都知事選!今回の都知事選盛り上がってるみたいですね!・・・だからなんだ!そんなの映画となんにも関係ないだろ!そもそもこの前置き部分は必要なのか!わからない!わからないがなんとなくあったほうがそれっぽい気がする!はいじゃあ文字数稼ぎが終わりましたね!さっさと最新映画の一行レビュー行ってみよう!
Ikè Boys イケボーイズ
特撮&怪獣オタクの新人アメリカ人監督の特撮怪獣愛が爆発!機龍操縦士・釈由美子も参戦!
ハロルド・フライのまさかの旅立ち
後期高齢者が贖罪的な一人旅に出たら現代のキリスト扱いされる!
ホールドオーバーズ
ワケあって冬休みを家で過ごせない高校生と教師&給食のおばさんのほんのり苦くも温かい交流!
HOW TO BLOW UP
石油パイプラインをぶっこわーす!
バッドボーイズ RIDE OR DIE
いろんなものを銃撃して爆破して悪いやつが死ぬ!
新・三茶のポルターガイスト
オバケがダンスを踊る衝撃映像の含まれたリアル実録ドキュメンタリー!
ウォッチャーズ
森の怪物たちに無理矢理リアリティ・ショーに出されて困る話だがもう一捻りあるぞ!
クワイエット・プレイス DAY-1
音に反応する宇宙怪獣の襲来でニューヨーク壊滅!でも主人公の魂は救われるハッピーエンド!
ルックバック
ずっとマンガ描いてる!
クラブゼロ
地球環境と精神解放のための絶食を推奨するカルト宗教に意識高い金持ち白人高校生たちが騙される!
今回の10本の中で『クラブゼロ』は渋谷のイメージフォーラムでやってたオーストリア映画週間でプレミア上映されたもの。本公開は今年の12月なのでちょっと先になるが、現代欧米社会への皮肉が効いていて面白い映画なので興味がある人は辛抱強く待とう。『Ikè Boys イケボーイズ』は言ってしまえばアメリカのオタクが撮った河崎実映画なのだが、単館上映ではなくまさかのTOHOシネマズ新宿ほかで上映。昨年の熱海怪獣映画祭でのプレミア上映を経て満を持しての日本上陸、監督の日本特撮愛が強すぎて大抵の日本の人は「?」かもしれないが、そうした経緯も含めてアツイ映画です。興行的に興味深いのは藤本タツキの同名マンガを映画化した『ルックバック』。これは原作も読み切りなので長い話ではないが映画も上映時間58分の中編、そのためか上映料金は入場特典でオマケ本みたいのが付いて一律1700円なのだが、学生割引やシニア割引などすべての割引の対象外となっているため割安感よりも割高感を感じる。にも関わらず都内だけでも複数ある上映館のネット予約状況を見るとどこも全回ほぼ満席という状況。『鬼滅の刃』や『THE FIRST SLUM DUNK』などジャンプアニメ映画人気の強さと、ジャンプアニメ映画に対する主に若年層の期待の大きさを改めて感じさせましたねということでゴー・ファスト!