迫る映画祭の嵐！新たなる台風コイヌが日本に接近中の今日だが、日本においては10月～11月にかけてが映画祭のシーズン！既に開催中のイメージフォーラム・フェスティバルを皮切りに山形国際ドキュメンタリー映画祭、東京国際映画祭、東京フィルメックスと国内外の作品を募ってのコンペティションを備えた国際映画祭が怒濤の勢いで押し寄せてくる！今年から海外作品部門を設けた先月開催のカナザワ映画祭も今後はこれらの国際映画祭の先駆けと位置づけられるかもしれない！お金がない！こんなに映画祭が続くとお金がなくなってしまう！まぁそのへんは自分で見たい映画を厳選して家計のバランスを取って下さいよ大人なんだからということで映画祭の話は一旦忘れて今回もたった一行でシネコン大作からミニシアター映画まで新作映画10本を大批評だ！

ミュータント・タートルズ：ミュータント・パニック！

グラフィティ風の背景の上でクレイアニメ風キャラ動く！アニメ表現すごい、掛け合い楽しい、平和！

沈黙の自叙伝

権力の移行に関する映画らしいも爆睡により詳細不明ごめん！

PIGGY　ピギー

すごい太っていることがコンプレックスの女子が殺人事件を目撃したことにより自分の太りを肯定！

私の大嫌いな弟へ　ブラザー＆シスター

殺し合い一歩手前の凄絶な姉弟げんかを見せられ続ける！その背景にあるものは愛か憎悪か？

グランツーリスモ

ゲームの『グランツーリスモ』のマニアがプロドライバーになりル・マンの表彰台上る！それだけ！

バーナデット　ママは行方不明

才色兼備の天才お金持ち女性がちょっと悩んですぐ悩み解決する！

二十歳に還りたい。

神秘体験かと思ったら全部夢だったという幸福の科学映画最新作！

コカイン・ベア

コカイン食ったベアが人もコカインもたらふく食う！

ルー　パリ生まれの猫

子猫チャン目線で飼い猫生活を描く感涙どうぶつ映画なので人間パートいらない！

ハント

暴力！不信！銃弾！裏切り！爆発！暴力！暴力！暴力の吹き荒れる傑作情無用韓国ノワール！

個人的な一押しは一ではなく二になってしまうが『ミュータント・タートルズ：ミュータント・パニック！』と『ハント』。前者は内容的にも表現的にもハリウッド・アニメの最先端なのだが、『タートルズ』という日本と縁の深いコンテンツにも関わらず日本での興行は苦戦中、最先端でありつつ間口の広い娯楽作となっているのでぜひ映画館でやっているうちに見てもらいたい。『ハント』は最近の韓国映画では相対的に少なくなった本格派の激辛暴力映画。久々の暴力大作だからとスタッフも力が入ったのかとんでもない面白さになっているのでこちらも暴力描写に抵抗がなければ必見だ。そんなこんなでゴー・ファスト！