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博多ゾンビ紀行

【博多ゾンビ紀行】第14回『おっぱいゾンビ』ってどんな内容?つまらない?調べてみた!

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そこで考えた、人を惹きつけるタイトルのゾンビ映画はないか?そこで見つけたのがこの『おっぱいゾンビ』(原題:zombie women of satan)だ
おっぱい・・・それは人の注目を惹きつけるもの・・・ゆえにしょうもないYouTuberはこれを強調したサムネを作り、これを強調したよくわからんアニメ・キャラクターの絵が広告に使われ、それが不適切だの不適切じゃないだのがクソSNSで無限に議論され続けたりするのだ。
おそらく今作もその効果を狙ってこの邦題が作られたのだと思う。

そんな映画タイトルを使い、さらにはGoogle検索で溢れに溢れているクソまとめサイト的な記事タイトルにすれば、アクセス数を稼げるのではないか・・・(よくわかんないけどああいうタイトルが一番稼げるからああいうタイトルにしてるんだろうから)
それが足りない知恵を絞りに絞って考えついた僕の戦略である。

さて、ここまで異常に無駄な文章をつらつら羅列したが、それには深い訳がある。この『おっぱいゾンビ』、特にこれと言って語れる内容があるような映画じゃないのだ。

この映画、タイトルの時点でかなりくだらないが、中身もくだらない…という感じに“くだらない“と書くとそういう「下品なりの笑いやくだらない面白さがある」というニュアンスが入ってるように見えちゃうのが日本語の難しさだが、実際のところそういうニュアンスを入れるつもりは無い。要はクソ!

あらすじを説明すると、イケメン野郎がなんかセックスカルトを組織してて、そんでそのイケメン野郎の父がこっそりカルトの女を実験体にしてゾンビ研究してて、その結果カルトの女どもが皆ゾンビとなってしまうのだが、セックスカルト集団なのでみんなおっぱいもろ出しゾンビになるという色んな意味でこの世の終わりみたいな話だ。

この時点でそこそこ入り組んだ話だがなんと主人公はこいつらではなくまた別のサーカス集団の男で、さらに意味が分からないのが性欲が強すぎて監禁されてる熟女まで出てきてもう本当に無駄にややこしい。

序盤主人公らのショーが描かれるのだがこれが無駄に長くつまらなくストーリー的に意味が無く…いや、そもそもこの映画にストーリーなんてものはあったのだろうか。この映画は80分ちょいと短めだが、そのほとんどがストーリー的に意味のない下ネタである。セックス、自慰、そしておっぱい・・・そういった下劣なネタが次々挟み込まれる。
前々から思ってたがみんな映画とかアニメとか観て「話が無い」と気軽に言うが、本当に“無い”状態というのを舐めすぎでないか。この無駄な乱痴気の繰り返しを観た後だとそう考える。

特に酷いギャグシーンがおっさんがウンコをするいきみ顔を何分もしつこく描き続けるシーンだ。そしてその生み出されたリアルウンコをじっくり映す。(吹き替えだとそのウンコが喋るぞ!)そしてそのウンコを見たゾンビがうわ〜くっさ〜というリアクションをする。
なあ、そんなんが、そんなんが本気で面白いと、観た奴が笑うと思ってんのか!!!!大の大人が!!!!!!

ただ悪いとこばかりでもない、僕はどんなゾンビ映画にも良い部分を見出すことはできる人間だ。
この映画に関して言えばゴア描写は割と頑張ってるし、やたらファンシーな格好のおっぱい丸出しゾンビは確かにあんまり見ないタイプのゾンビだし、そんなあんま見ないタイプのゾンビがいっぱい見れたのは良いところであったと思う・・・・・

いかがでしたか?(お決まりの締め)
今回の僕の調べによると『おっぱいゾンビ』はとんでもなく下劣な内容のつまらない映画であると判明しました!しかし、良い部分もなくはないので興味がある方はDVDを購入してみて・・・え!?アマゾンで7539円!?!?!?!?

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博多には行ったことがない パラッパラッパーで全ての感情を表すアカウント→ @goodbye_kitty3