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たまに面白い映倫

【たまに面白い映倫】第3報

〈このコーナーはたまに面白い映倫の年齢区分指定理由や文章表現などを紹介するコーナーです〉

およそ二ヶ月ぶりに映倫サイトを見てみたらちょっとだけ面白いのが補充されていたので報告しよう。今回はいずれもPG-12指定を受けてしまった2作品。

餓鬼が笑う

路上で しがない古物屋を営んでいる大貫大は、骨董屋の先輩・国男に誘われて「埼玉の山奥で開かれる でっかい競り」に参加するが……。愛と孤独と欲望をめぐる奇譚。弱者に対する暴力行為と簡潔な性愛描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。(1時間44分)

https://www.eirin.jp/

これは面白いというか、そんな指定理由もあるのかって思ったもの。簡潔な性愛描写ならPG-12の理由としては頷けるが、それに加えて弱者に対する暴力行為も指定理由に。具体的にどんな弱者に対するどんな暴力なのかは映画を観ていないため不明だが、同じ暴力にしても弱者に対する暴力か強者もしくは同等者に対する暴力かで映倫は別の判断を下しているようだ。案外ちゃんと作品を観ている(失礼)

刑事マルティン・ベック[HDリマスター版]

病院内で入院中のスティーグ・ニーマン警部が銃剣によって惨殺され、マルティン・ベック刑事は捜査に乗り出す。ドラマ。自然な男性器の描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。(※劇場再公開向け新版)(1時間52分)

https://www.eirin.jp/

自然な男性器の描写、これはパワーワード。自然じゃない男性器の描写だったらRが付くのかとか、そもそも自然じゃない男性器の描写ってなんなんだとか思うが、まぁでも『ボラット』みたいに男性器をあえて見せつけまくるのが自然じゃない男性器の描写ということでしょう。ちなみに件の自然な男性器の描写ですがこれはどういうものかというと登場人物の一人がベッドに裸で寝ていてベッドから出たときにドンと男性器が映り込むというもの。映画の後半では結構強烈な無差別乱射が描かれるのだが、自然な男性器に比べればこちらの方がよほど観客に悪影響のありそうな無差別乱射は映倫的に問題ないのだろうか。謎多き映倫である。

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