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あの映画のあれ

【あの映画のあれ】あれ1 アメリカ映画に出てくる忙しい人が仕事の合間に食べてる四角い箱のあれ 

海外の映画や古い映画などを見ていると劇中では当たり前のモノやコトとしてスルーされるのでとくに説明もされない何かが出てくることがあります。ふと思ったのですがあれってなんなんでしょう? もしかしてあれが何かわかったら3ミリぐらい映画が面白くなったりするのでは? ということで様々な映画の「あれ」を適当にネットで検索してざっくりまとめるコーナーを作ってみました。

最初の「あれ」はアメリカ映画で忙しい人が仕事の合間に食べてる四角い箱に入ったあれ。お箸で食べている点や基本的に麺類っぽい点から中華料理っぽいということはなんとなく感じ取っていたのですが、よく考えたらそれ以上のことを知りません。ってなわけで検索してみましたらあれはやはり中華料理、アメリカではあの四角い容器で中華料理をテイクアウトもしくは出前することが一般的なのだとか。じゃああの四角い箱は何かというと一枚の紙をパタパタと折って作る底から水の漏れない小さな簡易バケツ(要は底の浅い牛乳パックです)を考案して特許を取った人がいて、これが1894年のこと。その少し前はゴールドラッシュだったので中国移民がアメリカ流入してチャイナタウンが形成され、ゴールドラッシュ後の中国移民たちが仕事を求めて中華料理店を始めた際に、おそらくはこれは便利だし作るのに金もかからないということで紙製簡易バケツをテイクアウト容器に採用して広まったらしい。日本では中華宅配のパンダエクスプレスが採用しているとのこと。

ちなみにアメリカではドーナツ屋のテイクアウト紙容器はピンク色、というあるあるもあるそうですが、これは『ドーナツ・キング』というドキュメンタリー映画を見ましたらアメリカでドーナツ屋をチェーン展開して発展させたのはポル・ポト派の弾圧を逃れてアメリカにやってきたカンボジア難民の人たちで、この人たちが他の色に比べてピンクの紙は安いし目立つからという理由で採用してドーナツ屋の紙容器のスタンダード・カラーになったんだそうな。そういえば最近公開された『レッド・ロケット』という映画にもアジア人のドーナツ屋オーナーが登場していましたが、アメリカのテイクアウト文化にはチャンスを求めて渡米してきた移民の人たちが作ってきたもの、という面があるようです。

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ゆるふわ映画感想ブログ映画にわか管理人。好きな恐竜はジュラシックパークでデブを殺した毒のやつ。Twitter→@eiganiwaka